「天使の舞い降りる夜」ではちょっとウルッとした。
この手の感動とはあまり縁が無かったのに。
やはり年を取ると涙腺が緩くなるってのは本当なのか。

スコッチ・ゲーム

スコッチ・ゲーム

高校時代の高瀬千帆のに発生した、恋人が被害者となった殺人事件。
恋人の性別が女性なので百合百合な描写をちょっと期待したけど、
やはりそこは西澤保彦、ドロドロで人の底知れない悪意にまみれた展開。
真犯人自体は名前が明言される前に分かるようになってるのだが、それだけだと「いやまさか」となるけど
そこから今までの証拠や描写がカチッとハマっていくのは、恐怖に似た快感がある。