西澤保彦作品は男女(たまに男男・女女も)のドロドロというか爛れた関係がしょちゅう出てくるけど
そこにあまり生々しさは無くいい意味で舞台装置的な役割でしかないんだけど
「突如、嵐の如く」のラストシーンはかなりエロかった。
解説でも櫃洗市は人死にが多いと書かれてるけど、そこは探偵モノの宿命だからね。
今回は出番の無かった腕貫探偵の市民サーヴィス課が、殺人を未然に防ぐ役割を果たしてるという解釈は面白いと思った。