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とっぴんぱらりの風太郎

とにかくページ数が多いので読むのを後回しにしてたけど、図書館が特別整理で貸し出し期間が通常より長くなるタイミングを見計らって読了。
半分くらいまでは意外とサクサク進むなと思ったけど、そこからがけっこう長かった。
万城目作品特有のよく分からない神様的な存在に振り回されるストーリーに、真田丸と同じ時期の話は読みやすかった。
あとキャラクターも魅力的だった。
ラストで風太郎が満身創痍で無双して残菊を倒すのはちょっとうーんてなった。
せめて蝉が一太刀入れてたら良かったけど。
どうでもいいけど、残菊は刀語の宇練銀閣で脳内再生された。
風太郎には芥下とひょうたん屋を営んで欲しかった。