ヤクザと憲法
暴力団には関わりたく無いけど、無視する事と無知でいる事は違うと思ったので観てみた。
全くもって暴力団を肯定はしないけど、いわゆる「あぶれてしまった人達」を受け入れるコミュニティは絶対必要だろうし、
国が全てを救えない以上は反社会集団が形成されるのは必然だと思う。
最近もニュースで報道されてるけど、暴力団を排除したあとをどうにかする体制を整えない以上、
いくらヤクザを追い詰めても根本的な解決にならないのではないのか。


あとシャーマンキングでの「法を外れたものを法は守ってくれない」みたいな言葉を思い出した。



殺されたミンジュ

ある夜、女子高生が男たちに無残に殺害された。しばらく後、事件に関わった一人の男が武装した七人組の謎の集団に誘拐される。集団は男を拷問し、自分が起こした事の告白を強要する。やがてその集団は事件に関わった男たちをひとり、またひとりと誘拐してゆく…。

あらずじで面白そうと思い観てみたけど、クッッッッソつまらんやった。
ただ残酷で重いだけの作品だった。


ひとりずつ誘拐する ←わかる
拷問のあと解放する ←わからんでもない
命令を下した人間が分かってるけど一番最後にする ←???


もう全体的に説明が足りない。いやメンバーそれぞれの抱える問題はちゃんと分かるけど、
なぜ行動を起こしたのかの部分はもっと具体的に描写すべきだし、
事件の真相がライアーゲーム並の投げっぱなし具合で、復讐も個々の問題も何一つ解決してないという後味の悪さ。
日本と違って、濡れ場をガッツリやってるのがすごいと思ったけど、よくよく考えたら別に要らない気もする。