He was beautiful
この旅行の最大の目的であるsyrup16gの解散ライブに行きました。
ついてまずグッズ販売の列に並んだのだが、見事に売り切れ。
せっかく並んだのでMy Songを購入。
その後入場し座席へと向う。バックスタンド席なので正面からは見れなかったが、むしろサイドの照明で浮かび上がる姿が本気でカッコよく、これはこれで良かった。
開演すると歓声や拍手は凄まじいのだが、拳がほとんど挙がっておらず、奥の方の座席に目をやるとまるで蝋燭か墓標が並んでいるようだった。
「負け犬」の時には名物(?)のイントロミスのやり直しを見れて良かった。
「パープルムカデ」が始まったときにはそれまで十数曲歌っていたのに、まだこんなにも声が出るのかと驚いた。
最初は客電が点いてもすぐには帰らないつもりだったが、「Reborn」を聴くと『あ、これで終わりだ』と自然に思えた。
MCはほとんど無く、解散についても何も語らなかったが声は明るくて、最初に解散を知った時はどうしようもない感じだったけど、ライブが終わった今は根拠のない安心感がある。
「愛と理非道」の
『希望は誰かの手だ。俺は持っていない。』
という歌詞が今まで絶望的なものに感じていたが、むしろこれは希望がある事を逆説的に表現しているんだと気付いた。