PK
インド映画を観るのは初めてだったけど、本当に歌って踊るんだな。


地球の調査の為に来た宇宙人が母船を呼ぶためのリモコンを盗まれてしまい、それを探しながら人間社会のルールを学ぶうちに
PKと呼ばれるようになり、そして「神様とは何なのか?」という疑問に突き当たる。
国籍や宗教の違いから恋人と別れて、その後テレビ局に勤めているジャグーは「神様が行方不明」という内容のビラを配るPKと知り合い取材を申し込む。



現代において宗教は眉唾物・胡散臭いものとして見なされがちで、作中でも悪徳宗教を批判しているけど信仰そのものを否定している訳じゃ無く
むしろ生きていく上での支えとして大いに肯定している。
これは持論だけど、人には優しくしなさい、慎ましく生きなさい等の正論はを他人から指摘されるとイラッとするのけど
神様の言葉として、教訓や指針として心に修めるさせるのが宗教の役目だと思ってる。


またコメディとしてはもちろん、恋愛モノとしても非常に面白く伏線の回収が見事だった。
何よりPK役のアーミル・カーンローワン・アトキンソンそっくりだったのが印象的。