もしも建物が話せたら
タイトル通り「もし建物が話せたら何を語るのか」をコンセプトにしたオムニバス形式のドキュメンタリー。
ドキュメンタリーというよりかはイメージビデオに近く、そこに集う人々にも触れているけど
パーソナリティーな部分までスポットを当てないのは「眠れぬ夜の仕事図鑑」を思い出した。


ベルリンフィルハーモニー:建物だけじゃなく歴史的背景、設計者、指揮者、職員、観客までスポットを当てて一番ドキュメンタリーぽかった。
・ロシア国立図書館:建物そのものより膨大な蔵書量に圧倒された。ティヌス!
・ハルデン刑務所:もし自分が入所することになったらどう過ごすかを考えてしまった。
・ソーク研究所:対になった幾何学的な施設の間に水路が流れている。デザインや雰囲気では一番好み。BGMも良かった。
オスロオペラハウス:白い外観や周囲の湖が特徴的だけど、出てきたパフォーマー達の方が印象的だった。
・ポンピドゥーセンター:美術館、図書館、映画館など色々な文化施設が一つに収まっている。もしパリに行くことがあれば行ってみたい。