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ターミナルタウン

「隧道」や「鉄道原理主義」とかの三崎作品特有の世界観はあるけど、
町興しについての町民・行政・企業など様々な立場の思惑や駆け引きは現実味がある。
ガイドブックに載ってるものにしか興味が無い観光客とかの描写は特にそう思った。

悲録伝 (講談社ノベルス)

文字通り、文字数通り長かった四国ゲーム編も完結。
ストーリーの長さや登場人物の名前が本名・魔法少女名・魔法名が入り混じって前回までの内容はおぼろげなのだが、
支障があまり無いのは良くも悪くも「西尾維新だから」と言い切ってしまうしかない。
っていうか正直、さすがに作戦会議だけで終わらないにしてもその場所から動かずに完結するんじゃないかと思わずにいられなかった。
このシリーズの主要人物の中でで一番の被害者は確実に、
年齢に不釣り合いな魔法少女のコスチュームを着る羽目になった上に処女をバラされた氷上竝生だと思う。
あと地濃鑿は本当にいいキャラしてるよ。絶対に関わりたくないけど(笑)

多分、悲終伝で終わらないんだろうなぁ・・・・。