退屈は僕の友達で、不平不満は僕の宝物

国会図書館で複写してきたのもあって、買ってから手つかずだった愛人-AI・REN- 下 特別愛蔵版 (ジェッツコミックス)を読んで、
改めて「好き」を通り越して「必要」な漫画だと思った。


トリコロよつばと!もそうだけど、この漫画で描かれてるのは本当になんてことない生活そのものだ。
確かに大阪と広島から来た同級生と同居したり、よく分からないうちに子供を育てたり、死を目前にしたりといった特殊な状況下だし、
漫画ならではのエンターテイメント性や御都合主義な展開もあるけど、
そこのある会話は暮らしは風景は感情は、僕らの過ごす現実とまるで違わないし、同時に理想的な世界でもある。
だからこの漫画を自らの血肉にしたいと心から願う。
少なくともこの漫画がある以上、自殺する事はまず無い。


万が一アニメ化の際は、あい役を豊崎愛生にやってほしい。割とマジに。
あと兵士のおじさんは菅生隆之で(笑)